統計スキルアップ勉強会
-病院で使う統計、データ分析勉強会-
診療情報管理士がデータを扱う機会が増えてきました。患者データをもとに集計し、加工するので対象となるデータが多く、扱いに慣れないと戸惑うこともあると思います。エクセルが苦手な方も安心な病院でのデータの扱い、分析の初級者向け勉強会です。DPCデータの扱いにも慣れましょう。
研修内容
1) 講義形式( 参加者による実習はありません。)
2) 過去統計スキルアップ研修と内容が重複します。
☆公開データ分析は今年度から組み込みました。
3) レベルは初級程度です。
4) 主なExcel機能(ピボットテーブル、Left関数、Vlookup関数、&によるキー情報作成)を
用いたデータ処理法を紹介します。
例① ピボットテーブルを使って集計
(診療科別、年代別、ICD-10大分類別、診療科別年代別)
例② DPCデータ分析
(様式1)
・テキストデータをExcelで開く。
・医療資源病名のICDがI63$の行の抜き出し方。
・入院時と退院時のRankin Scaleの比較方法。
(EFファイル)
・脳血管リハビリ等リハビリテーションなどの抜き出しを
例にとった、データ利用方法の紹介。
(Dファイル)
・ピボットテーブルで欲しいデータの抜き取り方。
・MDC別に患者数、延べ在院日数、平均在院日数の作成紹介。
例③ 様式1、EFnデータを用いたクリニカル・パスの分析紹介。
例④ DPC公開データを用いた集計
・救急車搬送患者数、MDC別患者数を近隣施設と比較。
例⑤ 院内での報告書作成時に役立つグラフ作りの事例紹介